サプライズプレゼントは『ジェラピケ』のパジャマ!


「隠し味」を塗り足した肉の塊をオーブンにかけるため、キッチンへと向かった “彼氏” が、片手になにかを抱(かか)えながら、急ぎ足で戻ってくる。
「今日はモエコにプレゼントがあるんだよ…」
いったん緊縛を解(と)かれた、裸にエプロン姿のモエコに・・・「H」と名乗る緊縛師が、一瞬だけ(珍しく?)照れくさそうな表情を見せてから、プレゼント用にラッピングされたベビーピンクの大きめな平べったい正方形の箱を差し出す。
「え! プレゼント!? なになに! なんなんだろ!?」
日本のバレンタインデーって・・・女の子からプレゼントをするのがスタンダードじゃなかったっけ? けれど、真に “モテる男” は、誕生日だとかクリスマスだとかの、いわゆる「記念日」ではなく、特になにもない日こそに突如プレゼントを渡してきて、相手のサプライズを誘う・・・みたいなことを女子大時代の同級生から聞いたことがある。
「プレゼント」の中身は・・・いかにも着心地が良さそうな『gelato pique』──通称「ジェラピケ」のパジャマだった。
あまりにシュールな『ジェラピケ』と荒縄のコントラスト


さっそく着替えて、「小さな庭」の隅っこにある手造り風の可愛らしい木製ブランコに座ってはみたものの── “お約束” の緊縛で上半身に巻き付けられた無骨な荒縄と、ロリキュートなジェラピケのパジャマとのコーデは、あまりに違和感が強すぎて・・・ペンションにでも置かれていそうな「ブランコ」というメルヘンチックな遊具が、そのシュールさをいっそう際立たせていた。
その「シュールなジェラピケ緊縛」は、「ブランコ」の枠組を巧みに使用し、モエコの胴体と両足首を拘束しての吊り緊縛へと、やはり “お約束” どおり、次第にエスカレートしていく・・・。
「そっか…このブランコは可愛らしいだけじゃなくて、調教にも向いたSM用の “補助アイテム” だったのね…?」
“素材” を活かしたシンプルな「パジャマ緊縛」


頑丈な白い梁に “吊り専用” のフックが付いているベランダにも連れて行かれ、シンプルな直立吊り──名うての緊縛師である「H」にしては、(比較的)オーソドックスな緊縛だ。
「せっかくのジェラピケなんだから…その “素材” の魅力を最大限に引き出す “縛り” をしないと…ね?」
なるほど、そう言われてみたら──実質的にはスリムなモデル体型であるはずのモエコのボディシルエットが、ジェラピケのもふもふな “素材” のせいで、心なし肉感的なカーヴを描いている・・・。
「ピュア」と「アブノーマル」の間で揺れ動く繊細な乙女心


緊縛の耽美性と奥深さに一通り感動し終えてから、しばらく経つと──モエコの切実な「乙女心」が、またムクムクと擡(もた)げてくる。
「今日、アタシは…アナタにヴァージンを捧げに来たんです…」
直立吊り緊縛を受けたまま、精一杯に扇情的なポーズを取りながら、そう心底から願う。いや・・・もう声に出てしまったかもしれない?
お仕置き(?)の「パジャマ緊縛」続行


そんな愚直で性急な「願い」が緊縛師のプライドを逆撫でたのか、「乙女」に与えられたのは・・・「肉棒」ではなく「縄」だった。
無防備に晒(さら)されたモエコの尻の谷間に沿って・・・「H」と名乗る緊縛師が、すかさず縄を通し、たちまち胴体部と腰部をポイントとした二点吊りが完成する。荒縄がモエコの “敏感な部分” を絶妙かつ狡猾に刺激し、愛液が縄をつたって滴(したた)り落ちている。
そのエロティックで嗜虐性に満ちた情事のまわりには──もはや赤みを帯びかけている弱々しい夕日が・・・辛(かろう)うじて差していた。
[♡Time5]に続く
緊縛師 HIBIKI
モデル あぃ
HIBIKI X https://x.com/KINBAKUHIBIKI?t=96_umbK1KYTOiUWl_M_JAw&s=03
あぃ X https://x.com/a1_mii?t=bXMF3c3dR2XEXKR5ooKIJA&s=03
撮影場所 STUDIO LIP松原
東京都世田谷区松原1-30-21
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