「緊縛モデル」というお仕事〜趣味と実益を兼ねた縄まみれのヘビィな一週間〜[土曜日]

六日目のお仕事:緊縛ショー

緊縛ショーモデル
緊縛ショー

六日目の週末土曜日は──「緊縛ショー」である。
場所は新宿某所にある緊縛スタジオで、観客はちょうど十人──「SMバーの緊縛プレイ」と決定的に異なっているのは・・・観客が「玉石混交」ではなく、目が肥えた筋金入りのディープなマニアが少数精鋭的(?)に大半を占めるという点だ。
うるさ型な「マニア」たちは、縄使いの隅々までを〝観察〟し尽くし・・・テクニカルな部分の些細なディテールも見逃さない。
したがって・・・コスチュームは〝モデル〟の透き通るように色白な肌とナチュラルに同化するオールホワイトのランジェリー。縄はそのコントラストを十二分に考慮したうえでの〝赤色〟がセレクトされていた。

「緊縛ショー」は「転回」での進行がお約束!?

緊縛モデル
緊縛ショーモデル

今宵(こよい)の〝メインイベント〟は、またもや「吊り」!──「うるさ型のディープなマニアたち」の前でお披露目する「緊縛ショー」では〝仕切り直し〟は許されない。いったん〝受け手〟を吊るしたら・・・とどまることなく、吊ったままポーズを変える「転回」で、パフォーマンスを〝完遂〟しなければならないのだ!
幸いにも・・・本日の〝縛り手〟は、あぃが多大なる信頼を置く顔馴染みの大御所緊縛師──彼なら、滞(とどこお)りなくすみやかに、パーフェクトな〝仕事〟をしてくれるに違いない・・・。

大御所緊縛師の躊躇無い完璧な「M字開脚吊り」

緊縛ショー
緊縛モデル

とりあえずは、緊縛モデルの上半身を後手縛りの「一本吊り」にしてから、両脚をくの字に拘束──「いったん吊るしたら〝仕切り直し〟は許されない」にもかかわらず、大御所緊縛師の縄捌(さば)きには寸分(すんぶん)の躊躇(ちゅうちょ)もない。
絶対的な経験値に裏付けられた己(おの)れの技術のみを信じる〝寡黙な孤高の職人〟よろしくに、迷わずきびきびと──間髪入れず、あぃの「くの字に拘束した各両脚」から縄束を延長し・・・「三点吊り」で、見事な「M字開脚」をつくる・・・。

縄のテンションのみで緊縛モデルの両脚を操る匠の技

緊縛ショーモデル
緊縛ショーモデル

「M字開脚」のあとは「うつ伏せ三点宙吊り」に──そして、その「くの字に拘束された両脚」の右脚は下方へ、左脚は上方へと・・・じわりじわりとズレ始めていく。「おおっ!」と・・・「ちょうど十人」の、「少数精鋭的」な「目が肥えたマニアたち」から、いっせいにどよめきの声があがる。
大御所緊縛師の精密かつ絶妙な縄の〝テンション調整〟でこそ成し遂げることができる、匠(たくみ)の「転回技」であった。

鑑賞時間は30秒! フィニッシュは一糸乱れぬ「逆さ吊り」!!

緊縛ショーモデル
緊縛ショーモデル

緊縛モデルの「ズレ始めた両脚」を「背面胡座(あぐら)縛り」に〝矯正〟したのち──「縄のテンション調整」(のみ)で、機械のような正確さで徐々に〝受け手〟の頭部を地面の方向へと近づけていく大御所緊縛師。
あぃの髪が床に触れるぐらいの塩梅になった頃・・・胴体部の吊り縄を解き──一糸乱れぬ垂直型の、美しい「逆さ吊り」が出来上がる。
「鑑賞」に与えられた時間は、わずか30秒足らず──それ以上はモデルの身体(しんたい)に、甚大なる弊害を及ぼしかねない・・・。
[六日目:緊縛ショー メインイベントの「吊り」は14分47秒で終了]

 

 

 

[日曜日]に続く

緊縛師 HIBIKI
モデル あぃ
HIBIKI X https://x.com/HIBIKINAWA?t=S_e8JNxHmLv73ryFxoa8xA&s=03
あぃ  X  https://x.com/a1_mii?t=bXMF3c3dR2XEXKR5ooKIJA&s=03

撮影場所 スタジオ1048

東京都新宿区高田馬場3-20−11

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