とある小さな漁村で起きた…とある小さな〝事件〟
昭和初期あたり・・・日本の太平洋側に位置する、とある小さな漁
その昔──この村には、一人のたいそう美しい海女さんがおったそ
その村は──日中(にっちゅう)、男どもは漁師として海に出て・
その「たいそう美しい海女」の名は「渚(ナギサ)」──齢(よわ
だが・・・???
五人の荒くれ漁師どもの如何わしい〝密談〟
・・・だが、いっぽうのナギサは──野蛮で気性が荒く・・・女を
毎晩に開かれる酒の宴(うたげ)で──ギラついた情欲を漲(みな
「何様(なにさま)ぢゃあ? あのアマはっ!? お高く染まりよって!」
「我が村はババァばっかやけん、ナギサには〝後継ぎ〟の童(わら
「ここはイッパツ…ワシらで犯しちまうか!?」
「ええぞええぞ! 犯しちまおうやっ!! あの飛びっきりスケベなカラダを〝キンバク〟しちまってよぉ……
「緊縛海女」をこれから延々と〝手籠め〟に…
「おいっスエキチ! 〝キンバク〟っちうのは、いったいなんぞな?」
「末吉」と呼ばれた、小柄な体格の猫背男が──前歯の欠けた口元
「明治になりたてん頃…官軍に追われてこの村へ逃げおうしてきた
「ソイツは最高ぢゃ! 明日は海も時化(しけ)そうやし…さっそく皆でやってみようや!
──というわけで、その翌日・・・「さっそく」村の「アイドル」
〝親分格〟に恫喝され「海緊縛」を渋々受け容れる非力な海女
昼前には〝予測〟どおりに時化始めてきた海の荒波を掻き分け浜辺
「な、なにをするんじゃあ〜〜〜っ!」
・・・と喚(わめ)き叫ぶオンナの耳元で、親分格の「トメ蔵」が
「わーわー騒ぐとブチ殺しちゃるぞ! なぁ〜に…大人しゅうしとったら、悪いようにはせん……」
・・・とドスのきいた小声で脅(おど)す。
村の〝男衆〟の凶暴性と残虐性を嫌というほど知り尽くすナギサは
「女が緊縛を嫌がるのは最初のうちだけ」???
「胴体後手縛り」のまま──橋を渡って岬の岩場へと・・・五人の
「おんし(=おぬし)知っちょるか? こーいうのを〝キンバク〟っちうんやぞっ!」
・・・と、トメ蔵が下劣な笑みを浮かべながら、オンナに問いかけ
「知らん! アテ(=私)のこと、ただ縄で縛っちょるだけやないかっ!!」
・・・と、ナギサがキッとトメ蔵のほうを睨(にら)みつける。
五人のなかでは一番臆病者な「小太郎」が、
「なぁスエよ…ちっともヒーヒーよがりまくりはせんし、悦んでる
・・・と、オドオドしながらも末吉に詰め寄る。
が、末吉はきっぱりとこう断言する。
「心配すんなっ! オンナが嫌がるのは最初のうちだけ…っちゅう話じゃけん!!」
[事件2]に続く
緊縛師 HIBIKI
モデル あぃ
HIBIKI X https://x.com/HIBIKINAWA?t=S_e8JNxHmLv73ryFxoa8xA&s=03
あぃ X https://x.com/a1_mii?t=bXMF3c3dR2XEXKR5ooKIJA&s=03
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