女三十六気意(伊藤晴雨)彩色石版画36葉図解説付き粋古堂書店発行

女三十六気意

女三十六気意

昭和7年粋古堂書店から発行された
全部で36枚の台紙付き伊藤晴雨による彩色石版画です
それに
ピンクの中表紙と
36枚の石版画の解説が書かれた紙が1枚づつ
計38枚になります

 

女三十六気意


女三十六気意表紙


手足を切られる女
浅草區に起こりし往年の惨劇を演劇に仕組み教訓の二字を冠して安慣なる
涙と安慣なる観劇料を生活しつ、
ある寄せ回りの歌壇あり種と仕掛けは云う丈け野暮なり人生是れ一大劇場のみ
殺す者も殺さるるものも名優にあらずんば即ち馬の足なり

 

女三十六気意


天国の女
夢は天国に遊び人は天国に往くの思ひあるもの獨り美人あるのみ
酒あらば更に可ならんも酒なくても亦佳ならずとせず筆者今宵の悪戯を敢て
せずして此繒を作る敢て觀者諸賢の寛怒を請ふ所以なり


闘ふ女
女が勝てば必ず男が負ける者と神武以来二一天作チャーンと相場が定まつて居る

 

女三十六気意


火あぶりにされる女
八百屋お七といえば鈴ヶ森の火あぶりをおもいだす


や々々の女
「やけのやん八」という小熟語が明治の中葉迄使われて居た
どうせ女が見世物にださせられるだや々々けにもなるだろうじや
ありませんか

 

 

女三十六気意


操を奪わる女


首を切られて生きて居る女
よく見世物の繒斗り書きたがる奴とお叱言を頂きますかも
知れませんが坊間の見世物に見掛けましたのを其儘生揃つて御覧に入れました

 

 

女三十六気意


かたびらを着た女

 


水にもぐる女
真珠取る女は蛸には吸いつかず

 

女三十六気意


焼き場の女
徳川時代には火葬場の設備が不完全であつたがオンボウ諸君は
可成りイロイロな収入やら役徳が有つたそうだね
ソラ例の・・・・・
ナニ大磯から電話が掛つて來たつて・・・フムーンフムーン


蛇つかひの女
舊幕時代の蛇つかいの女は明治初年の法令によつて一時
禁止せられたれ共其形ちを憂へる昭和に其佛を存ずるを見る

 

この女三十六気意は
ハプニングバーアグリーアブルの
本棚に飾ってあります
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