緊縛の歴史

麻縄

 

緊縛の起源は捕縛術からスタートして
います
ただいつからどの様にして始まったかは
わかりません
現在わかっているなかでは
1532年創始されている竹内流のという
武芸の流派の中に捕縄術が含まれていたのでは
無いかといわれています

そして日本の縄文化が発展したのは江戸時代の
鎖国により海外の鉄による手枷や鎖が簡単に
作れなかった為縄による拘束が進化したのでは
ないのでしょか

捕縛術

江戸時代の縄はおおまかに
早縄と本縄に分かれます

早縄は3~4ミリの細縄を使い
素早く犯人を捕らえる縄です

本縄は6ミリ以上の縄使った場合も有り
1本以上の縄を使って長時間崩れない
縛り方を言います

縛り方にも色々あり
力を奪う縛り方や
もがけば危険になる縛り方
わざと神経の敏感な部位を締め付ける縛り方等
縛られる罪人の階級や位や職業
罪の重さによっても変わっていたみたいです

鉄の処女

江戸時代から明治時代になると
捕縛も縄から手枷などに変化していき
捕縛術も受け継がれる機会が消滅していきます
おまけに
第二次世界大戦の戦火により過去の資料が消滅したり
戦後の米軍の指導で伝統的な武術はなくなり
ました

そんな中現代の緊縛に多大なる影響を与える
人物の伊藤晴雨が戦前戦後と責め絵師として
活躍します
緊縛にかかわる多くの人物が伊藤晴雨の
作画に影響されているとされています

戦後すぐにはカストリ紙の奇譚クラブが発刊されます
編集者の須磨利之(緊縛師としては美濃村晃
絵師として喜多玲子)と辻村隆により戦後の
SM緊縛が確立していきます
現在の緊縛師は奇譚クラブに
影響されている人も多いかもしれません

ただこの頃の緊縛は現代の緊縛とは
少し異なります
奇譚クラブを見ていただくとわかるかと
思います

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