雪緊縛〜純白のカンヴァスを彩る縄のコンセプチャルアート〜[Drawing2]

貧弱な一本の枝に…あえて「吊り用」のカラビナを装着!?

雪中緊縛
雪中緊縛

ナワ・ハルトが、雪面の「カンヴァス」に散立する、水墨画のような淡い色合いの、殺風景な針葉樹林群のなかでも(比較的)頑丈そうな枯れ木を選び・・・その幹から生える一本の枝に、カラビナを装着している。
〝愛人〟になってからずっと、ナワ・ハルトの「緊縛修行」の〝モデル〟を務めてきた由貴は、それが「吊り用」の下準備であることをすぐさまに察する。
しかし、その「カラビナを装着している一本の枝」は──アタシの全体重を託(たく)すには、あまりにも頼りなく・・・貧弱に感じた。

つま先がギリギリ雪面に着地できる「半吊り緊縛」

雪中緊縛
雪中緊縛

その「貧弱」にしか見えない「一本の枝(のカラビナ部分)」から、ナワ・ハルトが一束の「線(=縄)」を〝ドローイング〟する。由貴が予測したどおりの「吊り緊縛」だ。
吊り縄は──〝受け手〟のつま先がギリギリ雪面へと着地できる、絶妙な長さに〝調整〟されていた。
「〝差し色〟として〝赤〟を少々足したくなってね…」
そういうようなことを耳打ちしながら、ナワ・ハルトは〝愛人〟に、にっこりと微笑みかける・・・。

雪中の「緊縛ダンス」で優雅に舞う赤の〝差し色〟

雪中緊縛
雪中緊縛

いわゆるところの「半吊り」状態となった〝愛人〟が──「ギリギリ雪面へと着地しているつま先」を(かろうじての)支点とし、おのずとゆるゆる回り出す・・・。
その「緊縛のダンス」とともに、ひらりひらりと舞う黒い着物の(すそ)の花模様と、覗(のぞ)き見える長襦袢の〝赤〟は──「気鋭の現代美術家」の思惑(おもわく)以上に〝差し色〟として優雅に機能し・・・ナワ・ハルトのクリエイティビティとリビドーを、激しく掻き立てるのであった。

「ハメ」を辛抱し「撮り」に専念するストイックなアーティスト

雪中緊縛
雪中緊縛

「クリエイティビティ」と「リビドー」が高い次元で鬩(せめ)ぎ合うナワ・ハルトの股間に鎮座(ちんざ)まします海綿体に・・・ドクドクと血液が充填(じゅうてん)されていく。
いっそ、懐炉(カイロ)代わり(?)に私の熱く激(たぎ)っている〝肉棒〟で、〝受け手〟の暖を取ってやるのもいいだろう・・・けれど、まだそのタイミングではない・・・この耽美性に富んだ、奇跡のようなインプロビゼーションに導かれた〝決定的瞬間〟を──「コンセプチャルアーティスト」として、私はビデオカメラに〝記録〟しなければならない・・・。

過酷な「雪緊縛」に耐える〝受け手〟にねぎらいの接吻を…

雪中緊縛
雪中緊縛

「とても素敵だったよ…極寒のさなか、よく頑張ってくれたね」
「吊り」を解(と)かれ──小さく息を切らしながら雪上に〝人魚座り〟している由貴に、そんな優しい言葉をかけてから・・・凍(こご)えて青紫に変色した彼女の唇へと、おもむろに接吻をするナワ・ハルト。
すでに「緊縛の虜(とりこ)」と〝完全調教〟されている〝愛人〟ではあるものの・・・厳しい(外的)環境下での〝パフォーマンス〟に対する「ねぎらい」はあって然るべきではないか、というのがナワ・ハルトの考えだ。
我々は「ご主人様」と「奴隷」じゃ決してない──あくまで「恋人」同士なのであり、ましてや(少なくとも)私は〝サディスト〟でもないのだから・・・。

 

 

[Drawing3]に続く

緊縛師 HIBIKI
モデル あぃ
HIBIKI X https://x.com/HIBIKINAWA?t=S_e8JNxHmLv73ryFxoa8xA&s=03
あぃ  X  https://x.com/a1_mii?t=bXMF3c3dR2XEXKR5ooKIJA&s=03

撮影場所 長野県某私有地

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