年の差不倫カップルが人生最後の雪中緊縛で『失楽園』!?(真冬の寒山編)[失楽其の九]

体力の限界を過ぎた中年男を再び雪山の奥へと導かんとする長襦袢の女

雪中緊縛
雪中緊縛

「このままゆっくりと、眠るように死んでいきたい…」
そんな切(せつ)なる想いに “狂人” の頭は支配されつつあった。しかし、赤い長襦袢の女は・・・九死に一生を得た中年男が抱く淡い “心中” への憧憬を無慈悲に拒絶する。
密着した腰部を素っ気なく剥(は)がし、「腑」の中で大量放出されたスペルマを内太ももに垂らしながら、悦子が広司を・・・半(なか)ば命令口調で、こう諭(さと)す。
「さあ、参りましょう……」

“狂気” をも超越するあくなき破滅願望

雪中緊縛
雪中緊縛

「両腕一本吊り」を解(と)かれたのち、広司に「後高小手(うしろたかこて)縛り」を “強要” し・・・陽が隠れ再び吹雪(ふぶき)始めてきた雪山の、いっそう奥のほうへと徘徊(はいかい)していく悦子・・・。
生粋たる正真正銘のドM女が胸に育(はぐく)むあくなき “破滅願望” は “狂人” の想像力を著(いちじる)しく超越し──得体(えたい)の知れない怪物のごとく貪欲に、貪欲に・・・肥大し続けるのであった。

彷徨うように「死のダンス」を踊る雪中緊縛の女

雪中緊縛
雪中緊縛

“斥候(せっこう)” として前を歩く赤い長襦袢の女の足取りは、目に見えて不規則さを増していた。
雪の斜面を三歩登っては五歩下り、二歩登っては三歩下る・・・こんなジザグの彷徨(ほうこう)をあてなく繰り返す悦子の息がぜいぜいと急速に途切れ始め・・・仰反(のけぞ)るような角度で顎(あご)が上がる。
寒波に晒(さら)されながら──髪をふり乱し、クネクネと踠(もが)く「死のダンス」を力無い眼で “鑑賞” している広司の、雪と涎(よだれ)がこびりついた口から、頓狂(とんきょう)な “感想” が思わず漏れる。
「う、美しい……」

赤褌を晒しながら “クライマックス” へと妄想を馳せる…

雪中緊縛
雪中緊縛

四つん這いで遮二無二・・・ “おあずけ” を食らった雄犬のように悦子のもとへと駆け上がってから、長襦袢を捲(めく)り、赤褌で “分割” された肉付きの良い美尻を露出する広司・・・。
その “ご馳走” を後方から愛(いと)おしそうに両手のひらで撫で回しながら、一心不乱に貪(むさぼ)る “狂人” に眼もくれず──「得体の知れない怪物」は・・・焦点の合わない視線で前方をぼーっと見つめ、まもなく訪れようとしている(に違いない) “クライマックス” への妄想を馳(は)せらせていた・・・。

「さあ、最後の緊縛を始めましょう…」

雪中緊縛
雪中緊縛

雪と涎と愛液と(先に放出した)スペルマに塗(まみ)れた顔面を悦子のほうへと向け、子供みたいに破顔する広司が、さかんにお伺(うがか)いを立ててくる。
「どう? 気持ちイイでしょ!? 気持ちイイでしょ…」
もうこの男は・・・「体力」だけではなく「精神」も限界へと近づいている──そろそろ “クライマックス” の頃合いだろう・・・と、擦(す)り寄ってくる “狂人” を、赤い長襦袢の女が後(うし)ろ蹴りで非情にも突き放す。雄犬化した中年男が、かろうじて羽織(はお)っている泥々のスーツをはだけさせながらごろごろと無惨に、積雪を散らし転がり落ちていく・・・。

 

 

[失楽其の十]に続く

緊縛師 HIBIKI
モデル あぃ
HIBIKI X https://x.com/KINBAKUHIBIKI?t=96_umbK1KYTOiUWl_M_JAw&s=03
あぃ  X  https://x.com/a1_mii?t=bXMF3c3dR2XEXKR5ooKIJA&s=03

撮影場所 群馬県某私有地

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