「四人衆」に引き継がれた「長襦袢吊り緊縛」
何十回にも及ぶ記録的な「あいこでしょ！」の連続のすえ、奇（く）しくも「パー」で勝利したYoshi Hakamadaが、そのパーの手を力強く挙げながら「勝った、勝ったぁ〜♪」と小躍りする。
「 “インジャン” とは言え、勝負は勝負や。こうなったら、緊縛四人衆の腕の冴え…とことん見せてもらいまひょか」
・・・と、呉服屋のM男店主は潔（いさぎよ）い。
「そういうことでよろしいでしょうか」
・・・と、 “特等席” のほうを見て、巨漢スキンヘッドの緊縛師が（念のための）目配せをする。紀沙羅女王は、両口角を微（かす）かに上げて僅（わず）かに頷（うなず）き・・・「どうぞご自由に」のサインを送る。
「では、僭越（せんえつ）ながら、皆様…ワタクシめらが、このたびの『桜緊縛』を引き継ぐことをお許し願いたいっ！」
・・・と、恭（うやうや）しく銀縁眼鏡のサラリーマンみたいな男が一礼をしてから──「吊り」の作業へと取り掛った・・・。
一見シンプルだが完成度は高い「桜緊縛一本吊り」
「質実剛健な縛り」を得意とする巨漢スキンヘッドの緊縛師と「吊りのエキスパート」である銀縁眼鏡のサラリーマンみたいな緊縛師がタッグを組み、流れるような手捌（さば）きで──あっという間に “引き継いだ” 「桜緊縛一本吊り」を完成させる。
「噂に高い “四人衆” の “仕事” にしては、予想外にシンプルな緊縛じゃのぉ…」
「うんにゃ…あの胴体緊縛のきつい圧力と吊りの高さは、そう簡単に真似できんぞ。 “受け手” に苦痛と恍惚が交互に押し寄せてくる “臨界点” を完璧に見切っておる…」
「この “仕打ち” はM女にとって極上のご褒美ですわ。確実に彼女のアソコはすでにグショグショなハズ…」
そんな “観衆” の “評論” があちらこちらから漏れ聞こえてくる・・・。
“性欲の権化” への特別デザートは「褌露出」？
「その道の専門家」である “観衆達” の奥行き深い “評論” をよそに、Yoshi Hakamadaが頬を膨らませながら、ぶうぶうと不満を垂れる。
「え〜〜〜っ！ これだけじゃつまんないよ〜！！ 亀甲は!? 亀甲縛りはやんないの？」
「冷酷かつトリッキーな責め技」を得意とするユニセックスな出立ちの緊縛師が、うんざりとした表情で、新人M女・華の長襦袢の裾を捲り、その先端部を帯の内側へと仕舞い込んでから、Yoshi Hakamadaに詰め寄る。
「はいっ！ ヨッシーの “デザート” は “褌” でおしまい！！ アンタはこれから紀沙羅女王様に夜、召し上がっていただくスペシャルスイーツを作んなんなきゃ…でしょ？ 早く厨房に行きなさい！ シッシッ！！」
「宙吊り緊縛」で長襦袢からまろび見える桜色の太もも
「ちぇっ！ ちぇっ…」と拗（す）ねながら、まだ未練がましく「桜緊縛」の周辺を彷徨（うろつ）いているYoshi Hakamadaを眼中にも入れず──巨漢スキンヘッドの緊縛師と銀縁眼鏡のサラリーマンみたいな緊縛師のタッグは・・・黙々と “コラボ新作” の制作に集中する。
今度は、新人M女・華の “前面” にも麻縄をかけ、まずは右の太ももの付け根を緊縛し・・・「二点吊り」で、その艶（なまめ）かしい “肉塊” を宙ぶらりんの状態にした。
「桜吊り緊縛」のフォルムで表現する「ファーストクラス・リクライニングシート」
オリジナリティ溢（あふ）れるフォルムの「桜緊縛」を右手のひらで指しながら──「おおっ！」と響（どよ）めく “観衆達” に向かって・・・銀縁眼鏡のサラリーマンみたいな緊縛師が、意気揚々と詠嘆する。
「いかがでしょう!? 名付けて『ファーストクラス・リクライニングシート吊り』！ たっぷりとご賞味あれ！！」
「うひょ〜〜〜っ！ ボクちんもこの “椅子” に座りた〜いっ！！」
まだ未練がましく周辺を彷徨いていたYoshi Hakamadaが、ぴょんぴょんと跳ねながら・・・ “観客達” の大半が、たぶん心中に抱いているであろう “本音” を代弁する。
「ダサいネーミング……」
・・・と、ユニセックスな出立ちの緊縛師が、失笑とともに吐き捨てる。
［お花見5］に続く
緊縛師 HIBIKI
モデル あぃ
HIBIKI X https://x.com/KINBAKUHIBIKI?t=96_umbK1KYTOiUWl_M_JAw&s=03
あぃ X https://x.com/a1_mii?t=bXMF3c3dR2XEXKR5ooKIJA&s=03
撮影場所 プラネアール富津竹岡学校スタジオ
千葉県富津市竹岡380
#緊縛
#桜緊縛
#着物緊縛
#緊縛写真
