「桜吊り緊縛」専用に厳選された完璧な一本の樹の下で…


「メインの桜の樹」から伸びる(比較的太めな)一本の枝には・・・すでに三つの吊り連結専用のカラビナが装着されていた。
「吊りの途中で枝が折れる」なとどいう間抜けな失態は、すべてのSMスキルにおいて超一流どころが揃う『キサラファミリー』内では許されない。おそらく “受け手” となるM女の(平均)体重や身長を精密に計算した上で──この桜の樹と枝が厳選されたのだろう。
「後手高手緊縛」ののち、直立の姿勢で吊るされた新人M女・華の全身からは・・・真昼の晴天には似合わない妖艶なオーラが漂(ただよ)い始めている・・・。
「桜」と「着物」のピンクに加わる「女肌」のピンク


「桜のピンク色と着物のピンク色に、もう一色の鮮やかな “ピンク” を “混色” してみましょう」
そういうような “解説” を述べながら、『繚嵐流』の五代目家元でもある槍我崎先生が・・・新人M女・華の着物の裾(すそ)を捲(まく)り、その先端部を帯(おび)の内側へと仕舞い込む。
桜の花と着物の桜柄に、露(あら)わとなった太ももの若々しい “肌色” が加わることによって、いっそう精緻な “ピンク” のグラデーションを描く “作品” の表面をなぞる麻縄と裾部分の裏地の “赤” が・・・ “差し色” として、絶妙に機能する。その “作風” は抽象にも具象にも見える、まるでフォービズム(野獣派)期のアンリ・マティスさながらであった。
マティスさながらの「着物緊縛」で徐々にヒートする宴


満開の樹に添えられた小粋(こいき)な「桜緊縛」を肴(さかな)に── “M男チェア” に座りながらカクテルを嗜(たしな)み談笑する女王様、ビール片手に「桜緊縛」を凝視しながらその “仕上がり” を抜け目なく観察する同業緊縛師、「カリスマシェフ」という “表の顔” を持つM男の “花見メニュー” とは思えないゴージャスな料理に舌鼓(したづつみ)を打つ鞭職人・・・。年に一度の “宴(うたげ)” も徐々に賑(にぎ)わいを増していくなか──参加者の一人が、酔いに任せて叫び出す。
「ところで、じゃなぁ〜 “華” のお股からまろび見えちょる白い布切れは、果たしてパンティなのかね? それとも褌(ふんどし)なのかね〜?」
「パンティor褌?」… “正解” はM字開脚緊縛で!


そんなお下劣な “弥次(やじ)” に「しょうがないなぁ〜」と苦笑を浮かべる『繚嵐流』の五代目家元でもある槍我崎先生。
「よろしい! では “皆さん” のリクエストにお応えして…正解を “実際” にお見せしましょう!!」
方々から「ピュ〜ピュ〜」といった歓声混じりの指笛が鳴り響く。
講壇の機会も多い、エンターティナーとしての才覚にも優れた槍我崎先生が──胴体吊り緊縛された新人M女・華の両大腿部を新たな麻縄で縛り・・・そこから伸びる連結用の縄を、余った二つのカラビナに引っ掛ける。
シンメトリックに吊るされたM字開脚が・・・サービス精神旺盛に「正解」を “表示” する。
粘着質な昭和風言葉責めで褌を濡らす新人M女


「おやおや…雨でも降ってきたのかな? 花(華)弁がしっとり湿っておるではないか!?」
『キサラファミリー』で “M女教育” を担当する初老の “教官” が──「正解」である「褌」を間近で “見物” しながら右手の中指でなぞり・・・そんな台詞をオペラ歌手のようなバリトンボイスでささやく。さすが “ベテラン” だけあって、じつに回りくどくてねちっこい──婉曲(えんきょく)的な・・・おまけには、昭和世代のマニアらのツボをもくすぐるノスタルジックな “言葉責め” である。
公(おおやけ)に晒(さら)された新人M女・華の白い褌の中心部が・・・じわじわと「雨」に例えられた “恥汁” で濡れそぼつていく・・・。
[お花見3]に続く
緊縛師 HIBIKI
モデル あぃ
HIBIKI X https://x.com/KINBAKUHIBIKI?t=96_umbK1KYTOiUWl_M_JAw&s=03
あぃ X https://x.com/a1_mii?t=bXMF3c3dR2XEXKR5ooKIJA&s=03
撮影場所 プラネアール富津竹岡学校スタジオ
千葉県富津市竹岡380
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