ど変態夫婦が漫画喫茶で、映画館で…ヤリたい放題の露出緊縛！［Exhibition6］

〝新作のリリース〟にあたって、「異常なまでのコスプレマニア」でもある明美が用意してきた必勝（？）のコスチュームは、「バニースタイル」だった。
やはり、「本来なら隠すべきパーツが隠れていない」という意味で「逆バニー服」と呼ばれているらしいが、正確には「逆」にもなっていない。「バニー服」の体裁（ていさい）を保っているのは、付け耳と蝶ネクタイ襟（えり）・・・あとは黒のストッキングとハイヒールだけで──その〝ファッション〟は「コスプレ」と呼ぶには若干疑問な、ほぼ〝半裸〟の状態でしかなかった・・・。

（一応の）「バニースタイル」で着飾った明美の胴体を後ろ手に緊縛してから・・・両脚をくの字に曲げて束縛し、「M字開脚」を〝公開〟する俊夫。その両乳首に貼られた「♡LOVE♡」のハート型シールは、「マンキツ」のときよりもシュールに際立っている・・・。
スクリーンの光をスポットライト代わりに、衆目の視線を集める愛妻は・・・まるで、まな板ショーの参加客を募集するトップストリッパーよろしくの、眩（まばゆ）いオーラを放っていた。
ど変態な〝観客〟たちがゴクリと唾（つば）を飲む音が聞こえてくるごとに・・・ど変態夫の二の腕に、ゾワッと鳥肌が立ちまくる。

「メインステージ」を〝ジャック〟して──好色なポージングを生々しく〝小出し〟する「異常なまでの露出狂夫婦」のパフォーマンスは・・・まさに水を得た魚のようにキレが良く、息もぴったりと合っていた。
猿轡代わりにしていたレースの白い布を、今度は〝目隠し〟に使う。緊縛界では（比較的）初歩的な、定番技の一つである。視界を遮（さえぎ）ることによって、〝受け手〟の不安を煽（あお）るのだ！

「〝受け手〟の不安を煽った」のち・・・俊夫が、風変わりな緊縛を〝続行〟する。古来から秘伝中の秘伝とされている「寝たぬき縛り」であった。
後ろから前から・・・と、「寝たぬき」のフォルムで〝盲目〟の「緊縛妻」が矢継ぎ早に、バラエティ豊かな角度で股間部を剥（む）き出すステージのすぐそばに──ノーマルな色事（いろごと）では発情できなくなってしまった、選（え）りすぐりのど変態どもが寄ってくる。
「ふうふう…」「はあはあ…」「しこしこ…」・・・と、方々からイロエロないやらしい音が乱れ飛び、生臭い粘膜質な匂いがつんと鼻を突く・・・。

「露出プレイに興じている自分」を視覚以外の聴覚と嗅覚のみで〝実感〟するのは、彼女にとって初めての経験であった。
「眼で見るな！　全身で感じろ！！」という珠玉の教訓を〝学習〟した愛妻を「我が意を得たり！」と言わんばかりに、したり顔で見守る俊夫が、明美の目隠しをそっと外（はず）す。
その眼前には──メガネのつるを指で摘（つま）みながら濡れほそぼつた女陰（ほと）を凝視する者、荒い鼻息を女体へと躊躇なく吹きかける者、みっともないほどに屹立（きつりつ）しきった〝愚息〟を自（みずか）ら慰めている者・・・と、ど変態の〝見本市〟が、即席に開催されていた・・・。

［Exhibition7］に続く

緊縛師　HIBIKI
モデル　あぃ
HIBIKI　X　https://x.com/HIBIKINAWA?t=S_e8JNxHmLv73ryFxoa8xA&s=03
あぃ　　X　　https://x.com/a1_mii?t=bXMF3c3dR2XEXKR5ooKIJA&s=03

撮影場所　プラネアール明大前スタジオ

東京都世田谷区松原1－51－1

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