「女子高生緊縛」のまま致命的弱点を宣告され…
「じつはですね…キミが “現役” の頃からずっと言うべきか黙っておくべきか、悩んでおったのですが…キミにはもう一つ、致命的なウィークポイントがあったのです。キミ自身にその自覚があるかどうかは不明ですが…」
「幸福な夢想」を容赦なく “寸止め” されて、速(すみ)やかに “あの頃” の制服へと着替えさせられ、「3-A」の教室で緊縛されながら机に平伏(ひれふ)しているモミジに・・・つるんとした肌質の “ポチャ” 先生は、そういう風なことを打ち明ける。何なんですかそのウィークポイントって、お願いですから教えてください・・・。
「それはメンタルの弱さです」
がんと頭をハンマーで叩きつけられたような衝撃に見舞われる。まさかアタシにそんな “弱さ” があったなんて・・・!? もちろん「自覚」はまったく無かった──けれど、よくよく過去を振り返ってみると・・・思い当たるフシも無くはない。僅差を争う緊迫した試合で肝心のフリースローを連続で外してしまったり、それが尾を引いて急性のイップスになってしまったり・・・。
メンタルを鍛え直すためのスパルタトレーニング
「キミが膝の故障で大学のバスケ部を辞めたことは聞いています。日本のバスケ界は意外と狭いですから…有望選手の動向は些細なことでもたちまち耳に入ってくるのです。ただ、ボクは…キミがまたいつか必ずバスケに戻ってきてくれると信じています。信じているからこそ、あえてこういうきついことを言っているわけです」
「膝の故障」は──医者からも「アスリートとしての “完治” は難しい」と、匙(さじ)を投げられるほどに重症だった。なのに・・・そんな自分を──早々とバスケを諦め、「ヤリマン」に成り果ててしまったアタシのことを・・・こんなにも長く温かい眼で見守り続けてくれた人が存在したという事実に、緊縛されながら机に平伏すモミジは感動のあまり、ついつい涙ぐんでしまい、つるんとした肌質の “ポチャ” 先生の、ブラックホールみたいに何もかも吸い込んでしまいそうな眼鏡に決意の眼差しを向けて、澱(よど)みなく懇願する。
「先生! アタシのメンタルを鍛え直してください!!」
「よろしい」と唇だけで応じた “ポチャ” 先生は・・・モミジを教室の後方左隅にある掃除用ロッカーへと連れていき、縄の力加減をやや強めてから・・・その中にバタンと閉じ込める。
苛酷さを極める「ロッカー緊縛監禁」
SMの世界で言われるところの「緊縛監禁プレイ」──しかし、これは・・・趣味的な「プレイ」などでは断じてなく、あくまで「メンタルを鍛え直す」ための「トレーニング」なのである。
「閉所恐怖症のキミとしては、叫び声の一つも上げたくもなるでしょうからね」
・・・と、次は白い布を猿轡(さるぐつわ)代わりに、口を塞がれるモミジ──どうして先生はアタシが「閉所恐怖症」だってことを知ってるんだろ??? つるんとした肌質の “ポチャ” 先生は、何でもお見通しなのだ。
最終 “調教” は黒板の下で…
体内時計だと5時間にも6時間にも感じた苛酷な「緊縛監禁」であったが・・・実際のところは(教室の正面にある壁掛け時計だと)ほんの10分程度しか経っていなかった。
一般の社会常識では「非人道的」でしかない「トレーニング」を辛うじてクリアし、過呼吸気味にゼイゼイと息を吐くモミジの上半身を拘束する縄がいったん解(ほど)かれる・・・が、つるんとした肌質の “ポチャ” 先生によるスパルタ指導は、まだ終わらない。
黒板の下に座らされた、“復帰” を目指そうとする元(有望な)バスケ選手の女子大生を、新たなる緊縛技の数々で拘束する、「憧れ」だった元顧問は──板上と対面しながら・・・不意な閃(ひらめ)きを得た芸術家のように、今まで見たことがない鬼気迫る形相で、数色のチョークを使って “何か” を描き殴っていた・・・。
心無い罵詈雑言にまみれる緊縛女子高生
「メス犬」「ドM」「ヘンタイ」「調教済み」「絶対服従」「人権放棄」・・・黒板には “人” としての尊厳とプライドを削り取る屈辱の文言が、これでもかとばかりに並び連(つら)なっており、中央にはひときわ大きい赤文字で「肉便器↓」と書かれている。
「ボクも学生時代はこうやって『能無し』『下僕』『種馬』『エロ饅頭』…と蔑(さげす)まれながら、自分のメンタルを奮(ふる)い勃たせたものです。人間…一度堕(お)ちる所まで堕ちたら、何も怖くはなくなりますから」
“実体験” に基づいた「最終トレーニング」の根拠と効能を “解説” しながら、つるんとした肌質の “ポチャ” 先生は・・・モミジの両脚を黒板に吊るし、歪(いびつ)な「M」の字が出来上がる。
その凹の部分に喰い込むスポーツ用のパンティは、すでにぐしょぐしょに濡れそぼつており・・・それを抜け目なく確認した “ポチャ” 先生は、奈良の大仏のようなアルカイックスマイルを浮かべながら、垂れ下がったメタボ腹に隠れたベルトをカチャカチャと外(はず)す・・・。
「ここまでよく頑張りましたね。ささやかなご褒美として、キミが『大好き♡』な『生チ◯ポ』を刺し上げましょう」
【その1時間後…】
T学園高等部バスケットボール部の同窓会は、時間通り──その敷地内にある小さな多目的ホールでつつがなく開催された。
集まった30数人のOBとOGがひしめき合いつつも、いくつかのグループに分散し、想い出話に花を咲かせている。
壇上での挨拶を済ませ、モミジのグループに「やあやあ。皆さん元気そうで何よりです」と近づいてきたS先生と(一瞬だけだが)視線が交(まじ)わる。その「ブラックホールみたいに何もかも吸い込んでしまいそうな眼鏡の奥」からは、モミジへの無言のメッセージが鋭く射られている・・・ような気がした。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
おそらく “恩師” は、迷想しながら迷走するダメなかつての “教え子” に、こうアドバイスしたかったのではなかろうか。
(了)
緊縛師 HIBIKI
モデル あぃ
撮影場所 富津竹岡学校スタジオ
千葉県富津市竹岡380
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