女教師を目指す眼鏡音大生が教育実習で緊縛のフォルテシモ!?［実習2］

しばらくすると──リクルートスーツの上から赤い縄で胴体を緊縛されたまま、音楽室の教壇上で立ち惚（ぼう）けている琴音の真横で室内の扉がガラガラと開く音がして、「よっ！」と片手のひらを上げながら一人の中年・・・いや、初老にも見える小男が現れた。
室内に飾ってある「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン」の肖像画そっくりの髪型で・・・やはりベートーヴェンよろしく、いかにも気難しそうに口元を固く “への字” に結んでいる。
「ボクの弟です。彼は優秀な音楽教師であり、 “裏の顔” は国内有数の緊縛師でもあるんですよ」
「アニキ、そういうのはいいから…」
「学園内では “アニキ” ではなく “校長” と呼ぶ約束だぞ！」
そんな “兄弟” 同士のやりとりを聞きながら二人を見比べてみると──たしかに似ていなくもない。長身で、ライオンみたいなロマンスグレーの校長先生を縦にギュッと凝縮して、顰（しか）めっ面にしたような按配（あんばい）だ。
ベートーヴェンそっくりの小さな音楽教師は・・・よりいっそうこなれた縄技で、校長先生の緊縛を黙々と引き継いでいく・・・。

ベートーヴェンそっくりの小さな音楽教師が “緊縛の引き継ぎ” を終えた頃──一限目が始まるチャイムが鳴り、10数人くらいの生徒たちが音楽室にぞろぞろと入ってきて、各自の席に座る。男女比は男8：女2といったところか？　
どの子たちも・・・一見では素直で分別のある賢そうな顔をしているものの、眼つきだけはやたら鋭い──スカートを脱がされ、教材用のアルトリコーダーを “男根” のごとく腹部に添えられた琴音の緊縛姿を前に、まるでようやく見つけた獲物をサバンナの木陰から気配を消して、じっと見定める肉食獣のような猛々（たけだけ）しい眼光を、静かに放っていた。
小さな音楽教師がパンパンと手を叩き、沈黙を破（やぶ）る。
「さあ、これから教育実習の琴音先生が正しいリコーダーの奏法を教えてくださるから！みんなぁ、よ〜〜〜く見とくんだぞぉ！！」
彼氏のいきり勃った肉棒を慰（なぐさ）めるかのように、琴音はリコーダーのウインドウェイ（先端部分）にチロチロと舌を這わせてから、その湿らせたベック（唄口＝うたくち）をやんわりと口に含む・・・。

S（サド）の気質に突出しているという、10数人の “エリート” たちから「おおっ…」と軽い響（どよ）めきが上がる。
これが本当に「正しいリコーダーの奏法なのか」と問われれば・・・たぶん「不正解」だ。が、「応用法」という “問題提起” には相応しい──なかなか悪くない “パフォーマンス” だったのだろう。教壇の端に立つロマンスグレーの長身な校長先生は、手を後ろで組みながら満足そうに頷（うなず）いている。ベートーヴェンそっくりの小さな音楽教師の口元も心なしか “への字” の頂点の角度が緩んでいる、気がする。
しかし、 “赴任” 初っ端（しょっぱな）から課せられた恥辱の「難関実習」を一つ無事にこなした “新人音楽教師” は、小さな安堵感に胸を撫で下ろす間もなく・・・今度はブレザーを脱がされ、白いブラウスの上から新たな緊縛を、問答無用で強いられるのであった・・・。

「そこに座りなさい」
ベートーヴェンそっくりの小さな音楽教師が顎で窓際の棚の方角を指し、言われるがまま “そこ” に腰をかける琴音。
「いいか、みんなぁ！　たとえば、女教師緊縛みたいに不意なレアケースの調教を行う場合は、回りにある物すべてを利用するサバイバル的発想が重要なんだぞぉ！！　わかってるよな!?」
そう生徒たちに “念押し” してから、小さな音楽教師は彼女の左脚をくの字に折り畳（たた）んで縛り、その横に置いてあった20インチはあるシンバルの手皮と連結した。

左脚と同じ要領で右脚もシンバルと連結された琴音は、開脚を余儀なくされ・・・室内に向かって局部を披露する格好となっている。
吸盤のように棚に張り付いた二枚のシンバルは、さほどの重量ではないものの、か弱い緊縛 “女教師” の自由を奪うには充分な重さであった。
「どうだ、みんなぁ！　乱れた白いブラウスとメガネのディテールが最高だろぉ？　琴音先生は…今日は黒いパンティをはいていらっしゃるので判別しづらいかもしれんがぁ…中央部にできたマン汁のシミを見逃すのは厳禁だぞぉ！」
ロマンスグレーの長身な校長先生が生徒たちを掻き分け、 “ステージ” 一番手前の “特等席” まで駆け寄って中腰になり・・・「ほうほう…」と、その “恥部” を凝視しながら胸ポケットから老眼鏡を取り出して、かける。

［実習3］に続く

緊縛師　HIBIKI
モデル　あぃ

撮影場所　富津竹岡学校スタジオ

千葉県富津市竹岡380
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