池袋OLナオミの形而上的緊縛物語[?日目:?曜日]

緊縛から芽生え始める「調教」への自覚

池袋OLナオミの形而上的緊縛物語
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「もうなにも考えなくてかまわない。このヒトのペット…玩具として “イイコ” にしていたら、きっと素敵なご褒美をもらえるんだ…」
服従宣言によって開放されたナオミのマインドが、決壊したダムのように、ブレーキを失った暴走機関車のように・・・欲望に満ちた妄想を貪(むさぼ)り始める。
しかし、ピエロの男はあくまで自分のペースを崩すことなく、飄々(ひようひょう)とナオミの欲情を受け流す・・・。
そんな一方的なプロセスを経て、ナオミは性奴隷へと「調教」されていくのであった。

「お願い!」と泣きわめく縄まみれの性奴隷

池袋OLナオミの形而上的緊縛物語
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「お願い…これ以上、焦(じ)らさないで…ください」
そう懇願するナオミに、男のピエロマスクは不気味な無表情のまま声を発することもうなずくことも、しない。
無慈悲な「おあずけプレイ」に、気が狂いそうになる・・・。
「お願いっ!」
「お願いします!」
「お願いだから…欲しいの」

「なにが欲しい? ちゃんと言え!」

池袋OLナオミの形而上的緊縛物語
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「欲しい…って、なにを? ちゃんと言ってみな」
ピエロの男がようやく口を開く。男のピエロマスクの口角の片端が意地悪に歪んだ・・・かのように見えた。
「そ、そんなの…恥ずかしくて言えません!」
激しく首を振るナオミ。
「アンタがいつも頭に想い浮かべて自分を慰めているアレのことさ…」
「い、言えません…」
「ちゃんと言え!」
豹変した命令口調の叱咤が、ナオミの五感を刺激し、その集中した信号が股間をじゅんと濡らす。
「ち、ち◯ぽ…」

「ご主人様の肉棒をください…」

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「ん〜〜〜〜〜っ…『ち◯ぽ』ねぇ…。ストレートすぎて、イマイチつまんねえなぁ」
「まだ焦らすの!?」と、苛(いら)つきを募らせるナオミ。男のピエロマスクは、(当たり前だが)相も変わらず無表情なままだ。
「アナタの肉棒を…ちょうだい」
「悪くないね。でも、ご主人様に敬語を使わないってのは、けしからん話だと思わないか?」
「すみません…ご主人様の…肉棒を…ください」
「どこに!?」
「ご主人様の肉棒を…わたしのお◯んこに、うしろからぐちゃぐちゃにぶち込んで…ください」
「アンタ…やっぱり、とんでもないクソ変態牝だな」
「女(おんな)」から「牝(メス)」へと “昇格” した至上の恍惚感に胸をときめかせながら、ひたすらと「ご主人様」の「肉棒」を待ち焦がれてやまないナオミの妄想は、終わりのない永遠のループへと向かっていく・・・。

(了)

 

 

緊縛師:HIBIKI
緊縛モデル:あぃ

 

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