ハプニングバーでグラスシャンパンを傾けながら…
昨日、「ブチこんでください!」と懇願したのち、「H」と名乗った緊縛師からモエコはこう諭(さと)された。
「物事には順序ってやつあるんだよ。 “ソレ” は貴女にはまだ早い。もっとじっくりじっくり…自分の想像力を育(はぐく)んでいかなきゃ。そうだ、明日は “自由課題” ということで…貴女の好きな服装で、貴女の好みのシチュエーションを演じてみなさい」
そんなわけで・・・今日もモエコは同じ時間、同じハプバーにいる。
きっと遠くない将来に実現できるであろうと夢見ていた「人生で初めてのデート」用に奮発して購入した “勝負服” を身に纏(まと)い、(本来はめっぽうお酒に弱い体質なくせに)一杯のグラス・シャンパンを傾けながら・・・。
「彼シャツ」での緊縛願望をアピール!
「ほう。このドレスはどんなシチュエーションなのかな?」
“定刻” とおり、「やあ」とやって来た「H」と名乗った緊縛師は、穏やかに微笑みながらモエコに質問する。
「え〜〜〜っと…彼氏とお洒落なレストランとかでディナーを食べてから…彼氏の家に行って、彼氏のYシャツを借りた…みたいな…」
“センセイ” のご機嫌を伺(うかが)うかのように上目遣いでボソボソと、今日の “コスチューム” を “解説” する。
「素晴らしい!」
・・・と詠嘆する「H」と名乗った緊縛師の眼に妖しい光が仄(ほの)かに灯(とも)るのを、モエコは見逃さなかった。
ハプニングバーで出会った「擬似彼氏」の念入りな「緊縛」
「擬似彼氏」と化した「H」と名乗った緊縛師は、いつも以上に丁寧に、念入りに、愛(いと)おしそうに・・・素肌が透けるほどの薄い生地の “彼シャツ” の上に縄を這(は)わせていく・・・。
食い込みの激しさは日毎(ひごと)に増してきている。しかし、それでも不快さは感じない。モエコの身体と脳は、苦痛と恥辱をエクスタシーへと変換できる、純粋培養── “生え抜き” のM女仕様へと「調教」されつつあったのだ。
「芸術家」と化した不惑の緊縛師
「Yシャツ…はだけさせてみよっか? “彼氏” だったらカノジョの洋服を脱がせたくなるのは当たり前だからね」
緊縛を緩めないまま、器用に “彼シャツ” のボタンを外し、淫(みだ)らさを “トッピング” してゆく「H」と名乗った緊縛師は、 “終了” に向かう渾身の自作の細部を神経質にチェックする芸術家のようだった・・・。
モエコの肉体を射抜く仮想キャメラ
「うん、我ながらなかなかの仕上がりだ!」
こう自画自賛したのち、「H」と名乗った緊縛師は両手の親指と人差し指で四角いフレームをつくり、それを片眼に当てながら・・・いろんな角度から縄に囚(とら)われたモエコの肉体を覗き見する。
「一応、ハプニングバーは撮影禁止だからね」
・・・と、苦笑しながら絶え間なく空想のシャッターを切る「H」と名乗った緊縛師のバーチャルなレンズが、モエコを容赦無く射抜く・・・。
緊縛師:HIBIKI
緊縛モデル:あぃ
撮影場所:アグリーアブル
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